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2tトラック買取相場の最新動向|高額査定を引き出す5つの秘訣


2tトラック買取相場の最新動向|高額査定を引き出す5つの秘訣

 

小型(2t・3t)トラックの買取事情

2tトラックは、街中や狭い現場でも扱いやすいサイズでありながら、十分な積載量を確保できることから、日本だけでなく海外でも中古市場で安定したニーズがあります。そのため、他の車種に比べて比較的買取相場が高値で取引されやすいのが特徴です。

 

実際の買取金額は、年式や走行距離に加え、外装・内装のコンディション、積載装備の有無など、車両ごとの条件によって大きく変動します。

 

国内貨物輸送全体の91.4%を担う小型トラックの活躍

日本における2022年度のトラックによる国内貨物総輸送量は、年間約38.2億トンで、航空・鉄道・海運を含めた輸送全体の91.4%を担っています。

 

*2023年度のトラックによる国内貨物総輸送量は、年間約37.8億トン

 

日本のトラック輸送産業の輸送機関別分担率の円グラフ

画像引用元:日本のトラック輸送産業の現状と課題 – 輸送機関別分担率|社団法人全日本トラック協会

 

2022年度に日本で登録されているトラック車両数は合計7,799,312両で、そのうち小型トラックは44.0%(3,429,440両)を占めています。この統計から、トラック、それも、小型トラックが日本の物流において重要な働きをしていることがわかります。

 

日本のトラック車両数の割合:小型トラックは44.0%

画像引用元:日本のトラック輸送産業の現状と課題 – トラック車両数の割合|社団法人全日本トラック協会

 

参考情報:自動車輸送統計年報(2023年度分)|国土交通省

 

トラックの平均使用年数と買取査定に出す適切なタイミング

一般財団法人 自動車検査登録情報協会によると、2024年3月末時点で貨物車(軽自動車および被牽引車を除く)の平均使用年数は16.08年で、12年連続で長期化して過去最長記録となりました。

 

車種別に見ると、普通貨物車は18.32年で、12年ぶりに減少しました。一方、小型貨物車の平均使用年数は14.92年まで延び、長期利用傾向が引き続き続いています。

 

この背景には、日本製トラックが高性能かつ頑丈である点に加えて、日本の車検制度が良いコンディションを長く保ってくれる点があると考えられます。例え20年間使用した2tトラックであっても、一定程度の買取価格がつく傾向にあるため、査定に出す価値は十分にあります。

 

日本におけるトラックのライフサイクルの目安を10年から15年と捉え、この範囲内で買取査定に出すタイミングとして考えるのがおすすめです。もちろん、高年式・低走行であればあるほど、買取額はアップします。

 

経過年数による税制の変化や部品の劣化リスクなども含めて、適切なタイミングで買取査定をご検討ください。

 

平均使用年数算出データ:小型貨物車

小型貨物車の平均使用年数算出データ

画像引用元:トラックの平均使用年数|一般財団法人 自動車検査登録情報協会

 

*一般財団法人 自動車検査登録情報協会が示す「自動車の平均使用年数(軽自動車を除く)」は、新車登録の年ごとに前年の保有台数を比較し、減少した車両を「その年に抹消された」と見なしたうえで、登録から抹消までの平均年数を算出した数値です。

 

ただし、この減少した台数には、廃車に加えて「一時抹消」された車も含まれるため、実際に物理的に廃車されるまでの期間とは少し異なります。

 

2t・3tトラックの買取強化中!

現在、カスタムファイブでは2t・3tトラックの買取を強化中です。査定額が10万円以上となった車両に関しては、さらに1万円をプラスして高価買取いたします。

他社の見積書をご提示いただかなくても、条件を満たすトラックであれば必ず上乗せしますので安心してお任せください。


「できるだけ高く売りたい」「長年使ってきたトラックをしっかり評価してほしい」という方に最適なキャンペーンです。

 

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トラックの買取対応エリア

カスタムファイブの買取対応エリアは埼玉・東京です。

 

買取強化エリア

さいたま市・川越市・所沢市・富士見市・ふじみ野市・三芳町・志木市・戸田市・岩槻市・越谷市・東松山市・狭山市・入間市・日高市・東村山市などの近距離エリア

 

対応エリアの詳細は、「埼玉・東京の買取対応エリア」をご覧ください。

 

小型トラックの定義と免許制度

小型トラックとは、全長約4.7m以内・全幅1.7m以内・全高2m以内のサイズに収まる車両を指します。全日本トラック協会によると、小型トラックの最大積載量は2t以下ですが、トラック業界では2tトラックや3tトラックも含めて「小型トラック」として扱われるのが一般的です。

 

運転免許制度の区切りで考えると、2017年3月12日以降に普通免許を取得した場合は、車両総重量3.5トン未満かつ最大積載量2トン未満まで運転可能です。

 

それを超える車両は、新設された「準中型免許(車両総重量7.5トン未満・最大積載量4.5トン未満)」が必要です。このため、3tトラックを運転する場合は準中型免許が必要となるケースが多いです。

 

免許区分 車両総重量/最大積載量
2017年3月12日以降の普通免許 車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満まで
準中型免許(新設免許) 車両総重量7.5トン未満、最大積載量4.5トン未満まで

 

参考情報

車両総重量と積載量 | 全日本トラック協会

車種区分 | 全日本トラック協会

道路交通法における免許区分|国土交通省

準中型免許制度について|国土交通省

 

代表的なメーカー・車種と特徴

代表的な小型トラックには、三菱ふそう「キャンター」、いすゞ「エルフ」、日野:デュトロ、UDトラックス「カゼット」、トヨタ「ダイナ」「トヨエース」などがあります。

 

「軽量かつ小回りが利く」という特長があるため、都市部の狭い道路でも走行しやすく、クレーン車や冷凍冷蔵車など多彩な架装(特殊装備)を施して幅広い業務に利用されています。

 

小型(2t・3t)トラックの需要と活用シーン

小型トラックは燃費性能が良く、購入価格も大型車に比べて手頃なため、中小企業から個人事業主まで幅広い層に支持されています。小型トラックは次のような用途で高い需要があります。

 

高い需要がある小型トラックの用途

  • 土木・建築業:ダンプ車や平ボディ、クレーン車が現場で活躍
  • 物流・配送業:バンボディや冷凍冷蔵車が宅配業務を支える
  • 個人利用:農作業や造園業などでも所有者が多い

 

建築や物流、さらには日常の暮らしに至るまで、2tトラックは幅広い分野で活躍しています。

 

建設現場では土砂や資材を運ぶダンプタイプや平ボディ、重い建材を持ち上げるクレーン付きトラックが活躍します。一方、食品や日用品の配送には、荷台が箱型になっているバンタイプが欠かせません。

 

バンタイプは荷物を雨風から守れるうえ、走行中に荷が落ちる心配もないため、冷蔵・冷凍品の運搬や引っ越し、宅配便などにも最適です。日本の物流インフラを支える小口配送では、機動力に優れた2tトラックの存在が欠かせません。

 

こうした背景から、2tトラックは「小回りの効きやすさ」と「十分な積載力」というバランスの良さが高く評価されており、中古車市場でも常に安定した人気です。

 

中古トラックの価値が高まっている理由

中古トラックのニーズが拡大している背景には、主に以下の3つの点が挙げられます。

 

  • 半導体不足による新車納期遅延で中古トラックの価値が上昇
  • ネット通販の拡大と物流量の増加によりトラック需要が高水準
  • 日本製トラックが海外で高評価で需要が旺盛

 

半導体不足による新車納期遅延で中古トラックの価値が上昇

半導体不足による新車の供給不足で「即戦力になる中古トラック」のニーズと価値が高まっているため、平均買取価格が上昇しています。

新車需要はもちろんですが、新車よりも安く買える中古車市場で特に取引量が多く、安定した流通が続いている状況です。

 

ネット通販の拡大と物流量の増加によりトラック需要が高水準

特に2トンクラスのトラックは、飲食店やコンビニ、自宅への配送など都市型物流で重宝され、中古市場でも安定した人気を維持しています。

 

さらに、小型トラックは新車だけでなく中古車としてのニーズが非常に高いのも特徴的です。旧普通免許や準中型免許で運転できるため、「トラックの中でも比較的運転のハードルが低い」という点も支持を集めています。

 

日本製トラックが海外で高評価で需要が旺盛

日本製のトラックは、国内市場だけでなく、アジアや中東、アフリカをはじめとする海外市場でも高い評価を受けています。特に中古トラックにおいては、日本国内よりもむしろ海外の需要が高いケースが少なくありません。

 

その理由のひとつは、圧倒的な耐久性と信頼性です。一般的な乗用車に比べて、日本製トラックはエンジン性能に優れ、長期間安定して稼働できるよう設計されています。

長距離輸送や過酷な環境下でも壊れにくい点が評価され、インフラが十分に整っていない国や地域で特に重宝されているのです。

 

また、海外には車検制度が存在しない国も多いため、日本国内では廃車寸前とみなされる車両であっても「日本製ならまだ十分に使える」と見なされ、海外での再販価値が見込まれます。

 

日本で使われていたトラックは少なくとも定期的に車検や点検を受けているため、メンテナンスが行き届いており、購入後の故障リスクも低いのが魅力です。その結果、修理や維持にかかるコストを抑えられる点が、海外バイヤーからの信頼を集めている理由といえます。

 

結果として、日本では廃車扱いとなるような状態の悪い車両でも、海外輸出ルートを持つ買取業者であれば価格がつく可能性を期待できるのです。

こうした背景から、日本製の中古トラックは世界各国の物流や建設現場で活躍しており、今後も安定した需要が続くと考えられます。

 

高額査定を引き出す5つの秘訣

高く売れるトラックの5つの高額査定ポイントは以下の通りです。

 

  1. 人気車種は特に競争率が高く高値で取引される傾向
  2. 古い年式でも低走行車は高額査定されやすい
  3. 海外輸出ルートを持つ買取業者を選ぶ
  4. 定期的なメンテナンス
  5. 外装と車内を綺麗に整えておく

 

1.人気車種は特に競争率が高く高値で取引される傾向

人気の小型2tトラック|いすゞ:エルフ

 

2t・3tトラックは流通量が多く、人気車種は特に競争率が高く高値で取引される傾向があります。

 

人気車種の一例

  • いすゞ「エルフ」
  • 三菱ふそう「キャンター」
  • 日野「デュトロ」

 

人気車種は中古車市場で常に需要が高いため、買取業者間で在庫確保を巡る競争が起こり、買取額が上がりやすいのです。

 

2.古い年式でも低走行車は高額査定されやすい

人気車種でなくても高価買取のチャンスがあります。個人事業主の所有車は仕事での使用が限られていて走行距離が少ないことが多く、古い年式でも高額査定につながります。

 

例えば配送など、走行がメインの用途ではなく、農業や造園業で使用していたトラックは古い年式でも走行距離が短いケースが多く、高額査定につながりやすいのです。

 

3.海外輸出ルートを持つ買取業者を選ぶ

日本国内だけでなく、アジアや中東、アフリカなど海外市場では日本製の小型トラックの信頼性が非常に高く評価されています。たとえ年式が古くても、しっかり整備された中古車は新車より安く買える代替として人気です。

 

そのため、日本では状態が悪く廃車寸前の車両でも、海外輸出ルートを持つ買取業者なら値段がつく可能性があります。

 

カスタムファイブには、独自の海外輸出ルートがあるため、高く買い取れます。詳しくは、「カスタムファイブが高価買取できる5つの理由」をご覧ください。

 

4.定期的なメンテナンス

オイル交換を定期的に行って記録をつけておくことや、エンジン・ブレーキなどの基本的なメンテナンスを怠らないのも重要なポイントです。

 

車検だけでなく、こうした日頃の積み重ねが「大切に使われてきたトラック」という好印象につながり、結果的に高価買取へと結びつきます。

 

5.外装と車内を綺麗に整えておく

トラックを少しでも高く買い取ってもらうためには、見た目やコンディションを良好に保つことが欠かせません。まずは外装と車内を綺麗に整えておきましょう。

 

ボディが泥やほこりで汚れていると、それだけで査定士に「手入れが行き届いていない車」と見られてしまいます。洗車を済ませておくだけでも印象が良くなります。

 

また、ボディに大きなキズやへこみがあると査定額にマイナス評価がつくため、普段から安全運転を心がけることが大切です。小さなキズであれば、市販の補修材を使って目立たなくしておくのも一つの方法です。

 

車内の臭い

車内の臭いは想像以上に査定額に影響を与えます。タバコや汗の臭いが染みついているとクリーニングコストが増加するため、マイナス評価になって査定額が減額されやすいので、消臭スプレーやエアコンフィルターの交換などしておくと安心です。

 

まとめ

  • 2t・3tクラスを含むコンパクトな小型トラックは都市部での配送に欠かせない
  • 小型トラックは多彩な架装が施されて多様な業種で利用されている
  • 中古市場での人気が高くて国内外ともに安定した需要
  • 人気車種や低走行車・高年式は特に高額査定を狙える
  • 海外販路を持つ専門業者に依頼するなら状態が悪くても売れる可能性がある

 

小型トラックを売却する際は、国内市場だけでなく海外需要も視野に入れている専門業者に査定を依頼するのが成功のカギです。

 




 
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